トランジスターは20世紀最大の発明(と僕は思っている)で、トランジスターラジオによって世界的企業に上り詰めたソニーは知る人も多いでしょう。
他にも現代の形のパソコンはこのトランジスターの発明によってなされ、ムーアの法則で表されるように、情報化社会の立役者です。
しかし電子回路の観点から言うと、初学者にはその動作を理解するのが難しく、僕自身過去に挫折した経験があります。そのリベンジにとこのコースを受講しているのです。
さて、このトランジスターは人間の歴史にある日突然現れたわけではなく、様々な知識の積み重ねの末に誕生しました。
人間は過去に築かれた知識を更なる創意工夫によって改良を重ね、今に至る訳です。
このように、トランジスタは真空管を代価する半導体として誕生し、MOSFETという更にその進化版も生まれます。 人間の知識の進化を見て取れると思います。
このように、トランジスタは真空管を代価する半導体として誕生し、MOSFETという更にその進化版も生まれます。 人間の知識の進化を見て取れると思います。
説明のわかりやすさはいろんな要素が絡んできますが、このMITのコースを受けていて「知識の積み重ね方」について学ぶことがあったので書いてみます。
わかりやすく人にものごとを説明するには、語彙の選択、例え方、図による説明など様々な要素が重要になりますが、ここでは「全体構成」についてです。。
上記のように、トランジスターは人間の知識の積み重ねの結晶ではありますが、現代では単なる通過点にすぎません。ではこのコースで実際にどういう順番で教えているかというと…
トランジスター涙目…orz
過去の知識が現代の礎になっているとはいえ、それが現代そして未来に活きる知識となり得るとは限らない、ということでしょうか。未開拓の荒野をさまよい続け、自ら終着点を探していくことは尊いですが、一旦その終着点が発見されれば最短距離を見つけられる。その新たに発見された最短距離こそ、次世代の教育にふさわしいものとなるのでしょう。
知識は過去の遺産であるが、それを伝える教育は常に未来を向いていなければならない。決して過去を振り返るものであってはならない。
自論ですが…
これは外国語教育にも言えるかもしれません。「子供は文法を習って言葉を覚えるわけではない」という批判を耳にしますが、僕はそれには反対です。一旦大人になれば感覚的に学ぶ力を失ってしまう。その反面、理屈で学ぶ力を身につけます。文法という体系から入るのは、それだけでは不十分とはいえ、理にかなっています。
それだけではありません。僕は根っから理系脳で、昔から歴史の授業が嫌いでした。「こんなのなんの役に立つの?」といつも愚痴をこぼしていました。今考えるともっといい教え方があるのでは、と思います。
逆に教えればいい。
現代から歴史を逆にさかのぼりながら教えていく…今起こっていることへの因果関係が明確になるのではないでしょうか(理系脳の戯言と取ってもらってかまいません)。
この世に無駄な知識などありません。でもそれが活きるかどうかはその知識をどう積み重ねてあるか、にかかっていると思います。
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